奥秩父主脈稜線雁坂峠から雁峠 [登山]
奥秩父主脈稜線の未踏区間、雁坂峠から雁峠を歩いてきました。稜線上にある2000m超峰水晶山・古礼山・燕山の3山も踏みました。笹原と苔むす稜線は快適トレイルが続いていました。雁峠から笠取小屋付近の雁峠分岐まで足を延ばして未踏区間を繋ぎました。
前夜は「道の駅牧丘」で車中泊しました。早朝夜明け前に近くのコンビニで食料調達の後、雁坂みちを雁坂トンネル方面に走りました。「道の駅みとみ」で明るくなるのを待ち雁坂峠への登山道入口には5時過ぎに入りました。数台停められる駐車場に車を停めて登山道に入りました。
登山道はすぐに舗装道路に出ましたが、この舗装道路は私有道路のようで、ほとんど走る車もないようです。舗装道路を嫌になるほど約1時間歩いて、ようやく本格的登山道入口に着きました。
登山道は久渡沢沿い登って行きます。支沢のナメラ沢などでは沢登りでを楽しんでいるようで、徒渉箇所もあります。
しっかりした登山道で水量の多い場所には木橋も設けられていて安心して歩けます。
久渡沢から峠沢を遡上して行き、やがて樹林帯に入って行きます。
笹原の中ジグザグ切って快適に高度を上げて行きます。
樹林帯を抜けると富士山が姿を見せました。
50分ほどで水晶山に着きました。三角点はありません。さらに40分ほどで古礼山(コレイサン)に着きました。
快適トレイルは続いていました。この付近で反対側から単独行の若者が登ってきて情報交換しました。今日会った登山者はこの若者一人でした。
稜線上の2000m超峰3山目は燕山(ツバクラヤマ)です。山頂というより稜線上の突起です。
燕山からは急坂を下って行きます。笹原に下ると眼下に雁峠(ガントウゲ)が見え笠取山も眼前です。
雁坂峠からは3時間ほどかかって雁峠に着きました。
燕山付近で水晶山から引き返してきて追い越して行った単独行の若者が休憩中でした。
しばし山談義です。
笠取小屋から作場平に下るという若者の後について、10年以上も前に飛竜山~笠取山に登った時歩いた、雁峠分岐まで15分ほど足を延ばして主脈稜線の未踏期間を繋ぎました。
雁峠分岐ですが、こちらは東京都の管理のようです。
雁峠に戻って広瀬への道に入りました。広川の水源地から飛び石伝いに徒渉を繰り返しながらやがて林道跡に出て広い道をグングン下って行きます。渓流釣りの2名の釣り師が足早に追い越して行きました。途中林道に腰を下ろして休憩の後雁峠から2時間半かけて車道入口のゲートに下り着きました。雁峠から歩いてきた道は私有地であっゲート脇には「登山競争やトレイルランニング禁止」の標識が立っていました。登山案内地図にも雁峠からの道は記載されていない理由がわかりました。
舗装道路を歩いてR140に出て国道を20分ほど歩いて駐車場所に戻りました。朝5時半に出て16時半過ぎの11時間のロングラン山行ではありました。
奥秩父主脈稜線次回は大弛峠から甲武信ヶ岳を歩いて「徳ちゃん新道」を西沢渓谷に下り、こま切れ区間を繋ごうと思っています。そして飛竜山から雲取山も繋ぎたいです。
「行動時間」
広瀬雁坂峠登山道入口5:40~舗装道路終点6:40~雁坂峠9:15/9:30~水晶山10:20~古礼山11:00~燕山11:55~雁峠12:30~(雁峠分岐往復)13:20~林道ゲート15:55~R140~雁坂峠登山口16:30
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