お花畑が広がる雷電山 [登山]
今回の北海道山行のハイライトは何と云っても雷電山山頂付近のお花畑でした。天候不順が続きましたが最終盤に来ての雷電山はまさに2018北海道山行の掉尾を飾って余りあるものがありました。
五ツ沼と山頂付近のエゾカンゾウが咲き乱れるお花畑です。
7月14日
留寿都の道の駅で早朝ほろしり氏と合流、ニセコから岩内町に入り岩内キャンプ場に来ました。
【岩内岳・雷電山】
岩内岳の登山口は旧岩内Ski場からとキャンプ場からの2カ所ありますが、キャンプ場からのコースを登ることにしました。立派な施設が立ち並ぶリゾートです。(画像は一部ほろしり氏から借用しました)
旧スキー場からのコースと合流する2合目までは急登が続き,朝から汗を絞られます。
合流地点からは樹林帯を緩く登って行きます。
六合目を過ぎると尾根に出て展望が開けてきました。岩内の市街地と岩内港です。
八合目で一息入れていると岩内岳を踏んだ単独の元気な女性が下ってきました。
暫し山談義です。
樹林帯を抜けた九合目付近から雷電山が見えるようになりましたが、当初は手前の幌別岳が雷電山と思っていました。
「随分遠いな~」
2時間半コースを3時間近くかかって岩内岳に登り着きました。後方は目国内岳です。
岩内岳山頂で15分ほど休んで雷電山への縦走路に入りました。
15分ほど下ると目国内岳分岐です。
一山超えると水場がありました。
冷たい湧水で、のどを潤すことができました。
水場付近にはエゾリュウキンカや水芭蕉が咲いていました。
幌別岳が眼前になりました。
先行していた登山者が雷電山踏んで戻って来ました。雷電山までの時間を訪ねると「まだ1時間弱かかる」という返事です。目の前の幌別岳が雷電山とばかり思っていたので「うへ~」という気分になりました。
雷電山山頂直近はエゾカンゾウなどが咲き乱れるお花畑が広がっていました。
お花観賞は山頂を踏んでからの後回しです。
お花畑からわずか先の笹原に一等三角点の雷電山の山頂が有りました。
山頂と云う感じのしない雷電山です。笹原の遠くに目国内岳
山頂をカメラに収めた後はお花畑でランチタイムです。
そして撮影タイムです。素晴らしい花々を観賞しました。
高山植物をお腹いっぱい鑑賞して、長い長い縦走路を戻ります。
幌別岳分岐と水場で休憩し、岩内岳には雷電山から2時間少々かかって14時半に戻って来ました。岩内岳への登り返しもそれほど苦になるものではありませんでした。
山頂には午後から登山した若者が休んでいました。岩内岳で15分ほど休んで、あとは下るだけです。ロングラン登山で足にダメージがきつつありましたが、ロートル登山隊、何とか踏ん張って16:30には無事下山です。往復10時間の岩内岳・雷電山登山でしたが、想定外の五ツ沼と見事なお花畑を見ることができて、2018北海道山行を締めくくるには十分の充実山行ではありました。
「行動時間」
岩内リゾート登山口6:30~八合目8:30~岩内岳9:20/9:35~目国内岳分岐9:50~水場10:05/10:15~幌別岳分岐10:50~五ツ沼11:10~雷電山11:40/12:20~水場13:30/13:40~岩内岳14:30/14:45~登山口16:30
岩内リーゾート内にある日帰り温泉で汗と疲れを流し、今日は岩内港にある道の駅で車中泊しました。
レポは2018北海道山行―5に続く
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