お砂踏み [流れゆく日々]
御代田町寶珠院へ四国霊場八十八ヵ寺のお砂踏みに行ってきました。
お砂踏みとは
四国八十八カ所の札所の砂を踏めば、実際にお遍路をしたのと同じ御利益があるとされる風習。元々は、ご本尊を描いた88の掛け軸をかけ、その下に砂を入れた座布団のような麻袋を置いて踏んだという。江戸時代に入り、修行僧が中心だった霊場に豊かな商人が出かけるようになり、お遍路がブームに。この頃、商人らがお遍路を伝えようと全国各地へ砂を持ち帰り、「お砂踏み」が始まったとされる。交通手段が未発達で、四国が地理的に不便だったことから、お遍路を身近に感じるための手段だった。
前日NHKで宝珠院の「お砂踏み」の行事の放送があったので即行ってみようと思いました。
信州人ですが御代田駅に行くのはは初めてです。
駅のトイレで用を済ませ駅からは少し離れた宝珠院に向かいました。
駐車場は満杯で20台くらいは泊まっていましたが何とか駐車できました。
宝珠院の山門には「青葉まつり」の幟が立っていました。
本堂は結構な大きさです。
本堂の中に入って記帳し案内に従って八十八カ寺のかけ塾の前に進み真言を読みながら参拝しました。
真言が書かれた掛け軸の前にはそれぞれの寺の砂が入った砂袋が置いてあります。掛け軸の前には賽銭箱が置かれていて十円玉のお賽銭を上げるものが多かったです。私は小銭を用意できなかったので最後の高野山奥の院に千円札のお賽銭を上げました。私の人生で千円のお賽銭を上げたのは初めてです。(^^♪
昨日のNHKの放送効果で寺の関係者も驚くほどの参拝者だそうです。最前列の方敬虔な信者なのか、時間をかけてゆっくりとお参りしていてなかなか列進みません。
お線香の煙に咽たりして次第にイライラ感が募り「あ~俺はこんな精神状態でお参りしてもご利益はないな」と思いながら後に続きました。
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